【創】
「え……!?」
アリカお嬢さまは、露骨に胸を押しつけてきた。
【アリカ】
「違います、そうじゃなくて……もっと」
【アリカ】
「きゃ……! とか、やぁんっ……! みたいな」
【アリカ】
「紅緒さんのように甘くてかわいらしい声で反応すれば、さらに人気が出ると思いますよ?」
【創】
「なっ……!」
【アリカ】
「ほらほら、チャレンジ、チャレンジ――」
【創】
「…………う、あっ……!」
やわらかな乳房を俺に押しつけながら、アリカお嬢さまがわしゃわしゃと髪についたシャンプーを泡だてる。
圧倒的な心地よさが全身に広がって、じんわりと理性を侵食していく……。
こんなの……反則だ……!
【創】
「……っ、く……!」
さすがにまったく微動だにしない、というわけにはいかなかった。
股間が反応することだけは、なんとか耐えたが……。
【アリカ】
「……ああ、今のは、すごく色っぽかったですね、ハジメくん」
【アリカ】
「なんだか私、ちょっとどきどきしてきました」
甘やかなアリカお嬢さまの声が、心地よく耳に滑りこんでくる。